職場で起こりやすい困りごと
締切の管理/優先順位づけ/会議中の集中/書類の作成/忘れ物/遅刻
これらは本人の努力不足として扱われやすく、注意を受け続けることで気分の落ち込みや不安が重なることがあります。受診の時点で、ADHDそのものより二次的な症状のほうが前に出ていることも珍しくありません。
- 不注意や落ち着かなさは、うつ病・不安症・睡眠障害でも起こります。何が起きているかを整理するところから始めます。→ 検査と診断の流れ
休むほどではない、という段階
「休むほどではないが、このままでは続かない」という段階でも、ご相談いただけます。休職が唯一の選択肢ではありません。
働きながらできること
仕事の進め方を整理する 何にどれだけ時間がかかっているのかを、まず具体的に見ていきます。
勤務のしかたを調整する 通院を続けながら、勤務時間や業務量を調整します。
集中力に影響している要因を扱う 睡眠や生活リズムが崩れていると、ADHDの特性はより強く出ます。
経過を見ていく 状態が変わったときに判断できるよう、診察で経過を追います。
- 実際に休むことになった場合の流れは 休職と職場復帰 でご説明しています。
職場に伝えるかどうか
診断がついたとき、それを職場に伝えるかどうかは、ご自身で決められます。伝える義務はありません。当院から職場へご連絡することもありません。
伝えない 通院と治療だけを続ける形です。書類をお出ししない限り、当院から職場に情報が渡ることはありません。
必要な配慮だけ伝える 病名を書かず、どういう配慮があると働きやすいかだけを記載した書類をお出しできます。
診断名も伝える 制度上の配慮や手続きのために、診断名が必要になる場合があります。
- 職場には、働くうえで支障となっている事情に対して、過重な負担とならない範囲で配慮を行うことが法律上求められています(合理的配慮)。当院からは、その配慮の内容を書面でお伝えすることができます。
- どれが良いかは、職場の状況やご本人の希望によって変わります。診察でご相談ください。
職場に出す書類の作成
院長は職場が書類の何を見て、どう判断するのかを、受け取る側の立場から把握しています。必要に応じて、休職・復職に関する書類や、勤務上の配慮を職場へ依頼する書類の作成に対応します。
- 書類の内容は、診察で確認した状態と必要性にもとづいて作成します。
- 当院の書式の診断書はその日のうちにお渡しできます。→ 診断書・意見書について
- 休み始めから復職までの流れは 休職と職場復帰 でご説明しています。
- 傷病手当金の意見書は保険診療の範囲で、こちらも即日で作成しています。→ 傷病手当金の意見書
薬だけが対応ではありません
お薬を用いるかどうかは診察のうえで決めます。環境の調整、仕事の進め方の工夫、職場への配慮の依頼も、同じくらい重要な選択肢です。
- お薬について詳しくは ADHDの薬とコンサータの処方 をご覧ください。
- 通院が続く場合は 自立支援医療 により自己負担が1割になります。
- 平日は19時まで診療しています(最終受付18:30)。土曜も診療していますので、勤務を続けながら通っていただけます。
- ADHD全体のご案内は 大人のADHD診断・相談 をご覧ください。
- 検査と診断の流れ/お薬について/他院で診断を受けた方へ/仕事の困りごと
ご予約
初診・再診とも24時間オンラインで予約できます。お電話でも承ります。
ネット予約へ進む日比谷線 六本木駅 2番出口から徒歩1分/平日は19時まで(最終受付18:30)/土曜も診療
お電話 03-3470-1606